サタケ家

Youssou N'dour

1-12. Generations (diamono) / Youssou N'dour from "The Guide (Wommat)"

ユッスー・ンドゥール。日本ではオブラディ・オブラダの人で有名ですね。セールス的には彼の世界デビュー作とも言える1994年リリースの"The Guide"からの1曲です。

ユッスーの曲の持ち味と言えば、いかにもアフロなリズム／パーカッションに、分かりやすくそれでいて独特なメロディ（彼の母国、セネガルの国民語であるウォルフ語の響きによるところも大きい）、いかにもアフロなホーンセクション、そしてシンコペーション。

アフロフュージョンとも言えるようなこの曲を含め、全体的に軽快な曲が収められたアルバムです。７Secondsという曲がシングルカットされ、ヒットしたのですが、自分の好みからいうと、この曲がアルバム中で最も凝っていると思っています。"The Guide"、曲目数15曲、後半になると少し冗長気味になるのですが、クオリティの高いアルバムです。

残念ながらGenerationsは聴けませんが、前半5曲がこちらで試聴できます。アフロ入門編としても、ちょうど良いアルバムです。

ちなみに、次回作は"Joko"というアルバム。クオリティは高いが、自分好みの曲が無かったため少しガッカリしてしまいました。