| トラックバックURL: | http://jemi.s5.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/71 |
MyBlogListのRSSリーダで記事を斜め読みしていたら、ネルさんのブログのこんな記事をハッケン。
歌を聴くとき、歌詞とメロディーどっちを意識するか、というもの。
おれはメロディーを重視する。というか、アンサンブル、楽器のコミュニケーション。歌声は楽器の一部だ。
気の聴いたアレンジと、ジャジーなテンションボイシングにメロメロです。
普段、聴く曲が日本語以外の曲なので、自然とそういう頭が出来上がっちゃっているのかもしれない。なにせ、日本語詞でさえ頭に入ってこないほどだ（＾＾；
だから、あまり歌詞を重視したメッセージソングみたいなものは苦手だと、ハナから決め付けている。曲や言葉の響きを気にするあまり、歌詞の意味を理解しようとする頭が働かない（実際にはこれは「思い込み」だけで違うのかもしれないけど）。
では、おれの大好きな日本語の歌を紹介しよう。
・"中央フリーウェイ" / Hi-Fi Set
ユーミンバージョンは却下。ハイファイセット以外の中央フリーウェイは認めん！・"力石徹のテーマ" / ヒデ夕樹
やたらと吼えて熱い曲。ネタとして聴く、コミックソングにはもったいない。演奏が超ホンキ。・"シャアのテーマ"
これもネタとして聴く、コミックソングにはもったいない。曲中盤と後半の華麗なピアノソロはどうよ。かなりスゴイ曲です。アレンジも凝ってて、ぬかりなし。歌詞に囚われてはこの曲の真価ははかれない。・"ルパン3世愛のテーマ" / 水木一郎
これはすごく渋い。これだけ情感を込めて唄えるのは水木一郎ならではだ。アニメソングという枠を超越した素晴らしさだ。日本語のバラードではNo.1！・"Mars" / Towa Tei
テイ・トウワの火星。これはもともと何言ってるかわかんないから、やっぱり楽曲メイン。・"明日、春が来たら" / 松たか子
これ、なんかすごい好きなんですよ。松たか子のボーカルがすごくイイ感じ。・"微笑み返し" / キャンディーズ
これもイイ曲過ぎる。曲構成、展開の巧みさに脱帽。ボーカルのハーモニーもキレイでいいなあ。・"SunOil" / Yes Mama Ok?
Yes Mama Ok?の"CEO"というアルバムに収録されている。現在、超レア曲（CDが廃盤）となっているため、入手は限りなく困難。金を積めば手に入るんだけど、おれには元手なし。廃盤復刻計画でも上位にランクされている。Yes Mama Ok?は知るヒトぞ知る東京MXテレビの伝説の番組、テレバイダーのメインアンカーマンを勤めた金剛地武志氏のユニットだ。氏のサイトで試聴できるので是非聴いてみてください。ていうか、だれかCEOください。（＾＾；
曲ごとのコメントを見た限りでも絶対におれ、歌詞聴いてないですね（＾＾； あ。歌詞は聴くじゃなく「聞く」か。
（2004-01-27追記）
参考リンク：
日本語ラップがカッコ悪い理由@SOUL MUSIC, LOVERS ONLY
欧米人のR&B、HIPHOPの聴きかたについてのくだりは、目から鱗が落ちますです。
boot camp
boot camps
teen boot camp
度々失礼します。
右脳聴き、私も丸っきり同じと思います。
歌詞はおろかメロディもリズムも無い曲がざらにありまして、例えばJ-POPファンの方とは、音楽の聴き方（脳の活動）が全然違うのでしょうね。
実は、私のサイトでこんな事がありました。
昔、○らゆら帝国の「○ーのカー」を取り上げて、あれはCANに通じるトランスで、歌詞も音韻重視で特に意味は持たないのだろう、などと書いていたら、突然、「歌詞」に関して怒りのメールを食らいました。「意味が無いとは何事だ！」みたいに。議論する気も無かったので、さっさと消しましたが。あの歌詞の意味、お分かりでしたら教えて下さい。
深紫乃玲院さん、コメントありがとうございます。
歌詞の意味を重視する方が「意味は持たない」って意見聞いたら、ちょっと気分は悪いでしょうけど、重視していない我々にとって、今さら歌詞がどうこうと言われてもハァ？って感じだったりしますね（＾＾；
決して、歌詞重視派の方々を否定しているわけではなく、どっちが優れているっていう問題じゃないことを理解して頂きたいです。＞歌詞重視派の方々
テレビか何かで、音楽を聴いているときの脳の活動を映像でみる実験、やってほしいです。多分、何かが違うはず。
ところで、ゆらゆら帝国はまともに聴いたことないのですが、そうとうカッコイイですよね。さらっと聴いた限りではCAN、PublicImageLimitedを日本語でやってるような感想を持ちました。
昨日はコメント及びTrackbackありがとうございました。
今日、記事を書いてからこちらを覗くと、題名が「右脳で聴いています」となっていて、
おおっ！今日書いた記事とシンクロしてるーっ！
またちょくちょく読ませていただきますね。
こちらこそ、トラックバックありがとうございます＆記事のほう、読ませていただきました！
右脳っていうのはあくまでイメージなので実際は違うんでしょうね。でもこう音楽聴いていると、頭の右側に血が行ってるような気持ちがしてきます（＾＾；
どもども、はじめまして。先日はTBありがとうございました〜！
＞「歌詞」に関して怒りのメール
こういうのウチも良く来ますね。笑 別にないがしろにしているワケでもないのですが、
歌詞の内容よりも全体的なトラックやメロディのイメージが勝っちゃってる場合は
音楽聴いてるときってワシもさたけさんと同じように感じますね。
歌詞が素晴らしい歌はまたそれはそれで味わい深かったりするのですが。
そうそう、あまり関係ないかもしれないけどルパン愛のテーマ、いいですね〜！
イントロからすごくカッコいい！アニメの主題歌であんなに世界観醸し出してるのって中々ないです。
ルパン関係はreadymadeのRemixなどで注目されてますが
ワシはオリジナルのが好きです。（←すんません、ほんっとに関係ないっすね。汗）
ではでは、また伺いますー。
ＳＴＹさん、コメントありがとうございます！
＞歌詞が素晴らしい歌はまたそれはそれで味わい深かったりするのですが。
いわゆるJ-POPが歌詞を聞かせようとしているのは、ボーカルトラックのボリュームの大きさからもわかるような気がします。（もしくは、安いラジカセに合わせてミキシングするからでしょうか？）
＞そうそう、あまり関係ないかもしれないけどルパン愛のテーマ、いいですね〜！
最近のアニメはよくわからないけど、ルパンのような歴史に残る曲が少なくなったんじゃないかと思いますねー。愛のテーマはインストバージョンもあるけど、やっぱ歌付きがいい。イントロのカッコよさは、ほんとにおっしゃる通りです！ 地味にバックを支えるギターなんかも渋くて言うことナシですね。
はじめまして。
J-PopがJ-Pop的に聞こえちゃうのって
ミキシングのせいだって俺も思います。
渚のシンドバッドのこの前の25周年盤ですっけ？
あれもＥＰではガッツのある音だったんですけど
J-Popの音になっちゃってました。
「バックの音は全てヴォーカルのためにある」的ミキシングでは
脳の底まで音が届きにくくて当然かもしれませんね。
あくせらさん、コメントありがとうございます！
25周年というと、サザンの勝手にシンドバッドですね？
あの曲もパーカッションやピアノの音量を上げて、もっとラテンフレイバーを強調してくれたほうがカッコよさそうですよね。
そういうミキシングって、一般的には受け入れ難いのだろうか。そうは思わないんだけどなあ。。。
あぁ。勝手にシンドバッドでした。
渚って・・（笑）
やっぱりカラオケの問題もあったり
「歌唱力」ばっかり取り上げられたりするところも
そんなミキシングばっかりになる要因じゃないでしょうか？
曲がかっこよければ良い。
って理想的な聴き方ですけど
ミキシング酷いと聴いてて不愉快になりますもんね。
ノイズが入ってたり音質が悪いってのは気にならないのですが。
歌詞や歌ばっかりがナントカっていうのなら
朗読だったりアカペラだったりでいいんですよ。極端な話。
でも、聴きたいのは「音楽」なんですよね。結局。
ミキシングは重要ですよね、やっぱしバランスなんですよね。
＞朗読だったりアカペラだったりでいいんですよ。極端な話。
自分が学生の頃、友達3人くらいと話してたら、歌詞と曲、どっちを聴く？って話題になりました。
んで、自分以外は歌詞派だったので、
そんなに詞が大事ならゲーテか中原中也でも読んでろや
的なことを言ったら大顰蹙かいました（笑
今は、成長したので、もうそんなことは口に出して言いません（汗
詞の意味も重要でしょうけど、それ以上に音のことをもっと考えてほしいですね。
あくせらさんの言う通り、結局は「音楽」が聴きたいわけです。