サタケ家

肉好きに朗報

牛の肉骨粉を分解、無害化…大阪府立大教授が技術開発@YomiuriOnline

ＢＳＥ（牛海綿状脳症＝狂牛病）の有力な感染源とされる牛の肉骨粉を、高温高圧の水を使って分解し、環境に優しい生分解性プラスチックや、電子材料の原料などに再生する技術を、大阪府立大大学院工学研究科の吉田弘之教授（５７）（化学工学）が開発した。直接の病原体となる「異常プリオン」も無害化できるとしており、来年１月からのマウスを使った実験で安全性を確認し、２００５年の実用化を目指す。

なるほど。予防技術が思ったよりも早い段階で実現できるかも、ということですね。

吉野家はたいそうこのニュースに期待しているところでしょう。
早く何の心配もなく牛肉を食べられる世の中になって欲しいもんです。

しかし、「亜臨界水」なんて単語は初めて聞きました。200〜300度の水ですか。このような特殊な状況に置かれると、ただの水もすごいものに変化するらしいです。

水シリーズ(14)「生ゴミ再生させる魔法の水」@朝日放送
特集１　亜・超臨界水を用いた廃棄物の処理と資源化@環境技術研究協会(RIET)
超臨界および亜臨界での水の物性@豊橋技術科学大学 生物機能応用工学講座ホームページ

たかが、水なんてバカに出来ませんね。超臨界水に至っては金をも腐食させる強酸性をもつそうです。おっかないです。

記事の見出しを見ると、いかにも「新技術」のような書き方ですが、亜臨界水で物質を変化させる点は既存技術ですね。