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4-12. Bad Shit / Porno For Pyros from "Porno for Pyros"
(2004.01.23追記あり)
よくわからん曲の傾向早見チャート(10点満点) | ||
ペリー・ファレル度 | ![]() | 10 |
ロック度 | ![]() | 6 |
コンパクトにまとまり度 | ![]() | 8 |
ファンキー度 | ![]() | 2 |
ジャズ度 | ![]() | 0 |
ポルノ・フォー・パイロス、元ジェーンズ・アディクションのペリー・ファレルがボーカルを務めています。ジェーンズ・アディクションと言えば、元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのデイブ・ナヴァロがいたことでも有名なバンドです。
ペリー・ファレルの声に特徴がありすぎて、バンドの個性はどっちもどっちという気がしますが、どちらかと言えば、自分はポルノ・フォー・パイロスの方が好みです。
このアルバムは雑誌(たしか、クロスビート)に載っていたCMJチャートで1位を取っていました。1位を取ったんだから良いアルバムなんだろう、と思い購入しましたが、当時はどうもこの手の音楽が理解できず、しばらく寝かせておいたのです。
そして、5年程時が経過。突如として、彼らの音楽が理解できるようになりました。子供の頃、嫌いだったピーマンが、大人になって食べられるようになったような感じです。あの頃は気付かなかったけど、これはすごく良く出来たアルバムだ、と思うようになりました。
ポルノ・フォー・パイロスのジャンルはオルタネイティブロックという枠に括られています。が、自分には「ロック」よりも、「ファンク」の影響が色濃く現れているように聴こえます。Bad Shitはそれほどファンク的要素が無い曲ですが、それでもちょこっとファンクっぽい雰囲気があるように思います。2:57とコンパクトにまとまった佳作です。
というわけで、ポルノ・フォー・パイロスはオルタネイティブロックではなく、オルタネイティブ「ファンク」と言うほうがしっくりきます。少なくとも、このアルバムだけに関しては。
(追記)
ペリー・ファレルの声ってモトリー・クルーのヴィンス・ニールのようなニュアンスもあるなあ、とラジオでたまたま流れた、キックスタート・マイ・ハートを聴いて思ったのでした。