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質量生み出す仕組み証明 東大、理研など共同チーム@Yahoo!ニュース宇宙誕生の大爆発ビッグバンから10万分の1秒後に起き、物の重さである「質量」を生み出したメカニズムの存在を裏付ける決定的証拠を、東京大の早野龍五教授や理化学研究所などの共同チームが加速器実験で6日までにつかんだ。
「質量を生み出す仕組み」っていう言葉が何を意味するのかが、そもそも良くワカラン(^^;
ちなみに質量をgooの国語辞典で調べると→コチラ
ああ、やっぱし、「重さ」だ。
物体に「重さ」を決定付ける仕組みが分かっちゃったってことですか。
うん、やっぱり、まったくもって意味がワカリマセン。
もっと噛み砕いた説明がどこかにないだろうか。
物質があればそこに質量があるのは当然、と思ってしまうことがもう凡人の証なんだろうな。
(2004.3.7 追記)
ヤフーニュースのさらっとしすぎる説明ではわけがわからないのも当然。京都新聞では少し詳しく内容に触れていました。
将来、物質、物体に好き勝手に重さを設定できるようになる日が来るのでしょうか。ドラえもんの道具で、スプレーするか光を当てると、重いものでも軽くなるっていうのがあったと思ったけど、それが実現できたらスゴイと思います。
質量生み出す仕組み証明 「クォーク凝縮」 東大ら共同チーム@京都新聞物質の主要な構成要素である陽子や中性子は、物質の基本粒子クォーク3個でできている。しかしクォーク3個分の質量は陽子や中性子の総質量のわずか約2%で、残る98%の由来が謎だった。
原因として考えられたのがクォーク凝縮。陽子などの周囲の空間に、目に見えない無数のクォークが対になって潜み、現実のクォークはそれらにまとわりつかれることで動きにくくなった結果、質量が増えるとした。
ビッグバン直後、この現象によって陽子や中性子の質量が生まれたとされ、凝縮は真空中で最も強く、高温高密度になるほど弱まるとされる。
この説を証明するため、早野教授らはドイツの重イオン研究所(GSI)の加速器を使って実験。クォーク2個ででき、スズの原子核を回る現象が知られていたパイ中間子を、スズの原子核内に入れ、その動きを詳しく分析して凝縮の強さを間接的に測定した。密度の高い原子核中心部は真空中に比べ凝縮が約35%弱まっていることを突き止めた。
この値は理論の予想値と非常によく一致しており、クォーク凝縮の存在が明確に裏付けられた。