サタケ家

輸入権問題、その後

輸入音楽CDは買えなくなるのか？@ITMediaニュース

国会で審議が進められている著作権法の改正によって、邦楽CDの還流版だけでなく、洋楽CDの並行輸入にも規制の網がかかり、ユーザーが自由にCDを選べなくなる可能性が出てきた。この法改正がどういう経緯で進められ、関係者が今、それをどのように見ているのか。まもなく始まる衆議院での審議を前に、まとめてみた。

ITMediaニュースで上記のように輸入権問題がまとめられています。輸入権もそうだけど、私的複製（デジタルコピー）すら認めようとしない昨今の動きは、文化を保護するという名目からだんだん外れていっているのではないかと思います。

今日、6/1は2回目の輸入権に関する衆議院審議が行われました。
下記にて、OTO-NETAさんが早々にまとめていらっしゃいます。
衆議院：文部科学委員会：参考人意見走り書き@OTO-NETA

ちなみに、1回目の審議は5/28に行われました。その気になる内容は下記リンクにまとめられています。

輸入CD規制問題、衆院での審議が始まる――かみ合わない質疑@ITMediaニュース

輸入CDを規制する著作権法改正について、衆議院での審議が始まった。5月28日の文部科学委員会では、議員側から問題を指摘する質問が多数行われた一方、文部科学大臣および文化庁の答弁は従来の主張を繰り返すのみで、かみ合わない質疑応答に終始した。

こうやってかみ合わない質疑応答を繰り返して、なあなあにごまかして審議通しちゃおうというハラでしょうか。

また、Overground誌が号外として、『著作権法改正と輸入CDのゆくえ』をPDFで無料公開しています。最終ページでは日本レコード協会会長にして、エイベックス株式会社代表取締役会長兼社長である、依田巽先生に対する強烈な皮肉で幕を閉じています。