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軽くて音の良いヘッドホン「SportaPro」@ARTIFACT ―人工事実―
いつも読んでいるARTIFACT ―人工事実―にてヘッドフォンのお話があったのでおれも書いてみる。
ヘッドフォンというと、バカ高いものからバカ安いものまで沢山あるんだけど、おれが一定価格以上のヘッドフォンに目覚めたのはもう5年以上も前だろうか。
はじめてのまともだと言えるヘッドフォンは学生の頃に買った、ビクターかどこかの6000円くらいのやつだったと思う。この程度のモノでも、明らかに今まで知っていたヘッドフォンとは音が違っていた。
そして、就職してから初めて買ったヘッドフォンがゼンハイザーの4万円くらいするヤツ。HD565だったろうか。何故それにしたかというと、高かったから。高いやつは良いに決まってる、それにゼンハイザーなんて、よくわかんねーけど、響きがカッコいいじゃん、とかムチャクチャな理由で購入。当然、試聴もし、音を確認し、全て納得づくでだ。
帰宅後にHD565はオープンエアー型で音漏れ必至のモデルだったことを知る。つうか、ヘッドフォンにオープンエアーだとか、密閉だとかがあることを、このヘッドフォンを通じて初めて知る。オープンエアーの良いところは、外の音が遮断されないことだ。ちょうど左右2つのスピーカーを直接耳の側で鳴らしている感じ。日本語の説明書には「ヘッドフォンは音の虫眼鏡のようなものです。大きな音の出しすぎには気をつけましょう」だとか、そのような内容の注意書き。しかし、これでは、通勤時に使えねえじゃねえか！ヽ(`Д´)ﾉ=3ﾌﾟﾝｽｶ
ということで、たしか購入後1ヶ月もしないうちに密閉型のソニーのヘッドフォン、MDR-Z900を購入。 もちろん、試聴をした上での購入だが、For DJだとか、モニター用とかプロっぽい宣伝文句と、2万円という値段に触発されて買ったのが本当の理由だ。
で、両者の音なんだけど、甲乙付けがたい。
HD565の音をはじめて体験したときは、これがヘッドフォンの音かと、その音像の鮮明さに舌を巻いたものだ。MDR-Z900は低音がよく響き、これまた良い感じだ。音漏れも気にならない（気がした）。
ヘッドフォンは長持ちするので、それ以来高額なヘッドフォンは買っていない。
両者のその後の運命だが､ HD565はイヤーパッド付近の接続端子の接触の具合が悪くなり、そこらに放っておいたら、見事に踏んづけてぶっ壊した。そして、ゴミ箱行き。（￣人￣）なむー こいつも寿命をまっとうしたんだな、と思った。HD565の装着感はなかなかのものだった。すでにゼンハイザーのサイトの製品情報には姿も形もないので少し悲しい。もしかすると、HD565って型番はおれの記憶違いかもしれない。でもやたら高かったことは憶えている。
MDR-Z900は未だ音には問題ないが、イヤーパッドがボロボロなので、外へ付けていくにはみっともない。もっぱら家用だ。加えて、夏場の密閉型は拷問のように暑いのでしない。 冬場は耳当て代わりの良い音のする防寒具にもなって一石二鳥だ。
というわけで、 そろそろ新しいヘッドフォンが欲しくなってきたのであった。