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3-2. We Are All Prostitutes / The Pop Group from "We Are All Prostitutes"
元祖ブリストルとも言われる「ザ・ポップグループ」。「ザ」という定冠詞を付けるにふさわしい独特感溢れるグループです。
もともと彼らはファンクバンドを目指していたそうなのですが、技術不足でこのような形になってしまったそうです。それが幸か不幸か、アヴァンギャルドだ、などと世間で評されました。
ポップグループを聴いて思うことは、「耳障り」な音楽だなあ〜ということです。ここでの意味はただの騒音にしかならない「耳障り」とはまた違った意味なのです。分かりやすく言うと、「メチャクチャ」な感じがするということです。
整然として完成された音も良いのですが、やはりそれだけだと飽きてしまう。
ある程度秩序を保ったうえでの耳障り感は、インパクトが強く、耳に残る。それを計算済みでやっていたらすごいけど、彼らは多分計算してません(笑)
確信はないけどそんな感じがします。自然発生的に生まれたサウンドって感じです。
We Are All Prostitutesは、ファンクしようとあがいていることがよく分かる作品です。リフはファンクなんだけど、なんだかファンクとちょっと違う。後半のバイオリンの音も「耳障り」で良い感じです。