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5-5. Flash In Dreamland / Bill Evans from "Escape"
よくわからん曲の傾向早見チャート(10点満点) | ||
ヒップ度 | ![]() | 8 |
ホップ度 | ![]() | 6 |
ヒーリング度 | ![]() | 8 |
ジャズ度 | ![]() | 4 |
このエントリーがグーグルに引っかかり、(恐らくないと思うが)検索上位に食い込めれば、勘違いしてエントリーを読みに来る方が増えることでしょう。ここで紹介するビル・エヴァンスは、ビル・エヴァンスでも、サックスのビル・エヴァンスです。紛らわしいですね。
"Escape"はジャズ/フュージョンにヒップホップを取り入れたビル・エヴァンスの実験的作品です。いや、実験的というと前作"Push"のほうがふさわしいかもしれません(今聴くとすこし古臭いのですが(^^;)。
"Escape"は"Push"よりもジャズ的であり、洗練されています。エヴァンス流ヒップホップジャズ、ここに極めり、というところ。
中でもこのFlash In Dreamlandは屈指の出来のヒップホップジャズバラードです。MC 900 Ft. Jesusをフィーチャーしたラップ(というかスポークンワード)が渋い。そして、サビが非常にメロディアスでとても泣けてくるのです。
エヴァンスのソプラノサックスはソロこそあるものの、完全に脇役です。その脇役ぶりが非常に良い。主張しないサックスの説得力というものを感じます。イミフメーですけど(笑)
こちらで試聴ができます。残念ながらFlash In Dreamlandは聴けず。Swing Hopあたりなんかオススメです。