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わからない。
何がわからないかというと、少ないお金の中、どんな音楽を買えばいいのか、最近、わからなくなってきています。買って後悔したくない、という考えが頭の中を渦巻いています。昔は当然のように行っていた、くじ引きみたいにCDを買う若さもだんだん無くなってきているようです。
ジャズは好きなんだけど、どちらかというとミクスチャー傾向だし、70年代は好きだけど、そればっかりってのもつまらなくて、新しい最先端と言われるサウンドも堪能したい。
自分の好きそうなジャンルが詰まったコンピレーションでさえ、本当に「欲しい!」「好きだ!」と思える曲といえば、CD1枚あたり、多くて3つ、少なくてゼロ、大抵1~2曲あたりが関の山ではないでしょうか。15曲収録されたCDのうち、平均1.5曲を好きになれるとすれば、その確率は10%。15曲分の好きな曲を集めるには10枚ものCDを購入しないと追いつきません。こりゃ大変だ。
また、他人の勧める音源を買って、「これは本当に良かった!」と思えるモノはどれくらいありますか? 自分を含め、誰でもそうだと思うんですが、「悪くはないけど自分向きではなかった」ということが多々あると思います。先のコンピレーションの例と同じく、15曲ほど一気に紹介されないかぎりは(もちろん音付きで)、本当に好きなものって見つからないハズです。
それは、人それぞれ感性が違うから当然です。人の数ほど音楽は存在します。
そう考えると、ジャケ買いはやはり危険な賭けだ。しかし、だんだんと保守的になるのも怖い、というか嫌です。種の進化にも同じことが言えますが、突然変異的な「賭け」はやはり必要なのです。
とりあえず、欲しい音源は、ネットラジオとかをジックリ聴いて、考えるとしよう。
それとも、単におれが選り好みしすぎなのだろうか。これを読んでいる皆さんの「確率」ってどれくらいですか?